草の根ささえあいプロジェクトの総会を開催しました

 名古屋は真っ青な晴天となった6月29日(日)、一般社団法人草の根ささえあいプロジェクトの第13回総会を草ラボにて開催しました。

 前年度は名古屋市から新たにヤングケアラー向けの相談事業を受託し、大曽根の新拠点「草ラボ」での活動も本格化。スタッフもいろんな事業を横断しつつ、縦割りや担当者任せにならないよう右往左往した一年でした。今年度も、悩みながらやっていきたいと思います!事業報告書は近々ホームページでも更新予定です。

 総会では、これまで長く理事を務められたくらおさん、えのもとさんが理事を離れられるにあたり、ご挨拶もありました。

 くらおさんは、居宅介護事業所「でこぼこ」(現在は閉所)の責任者として創設や運営を担ったことを振り返り、「『役割が人を育てるから』と言われがむしゃらにやってきた。(草の根の事業を離れ)就労支援の仕事に就いているが、生を大切にする、というベースがでこぼこを通じてできたと思う」と語りました。

 えのもとさんは、名古屋市子ども・若者総合相談センターのサテライト的な居場所「ぶくパル」の責任者でした。「古本のクリーニングをやりつつ映画会やアート・文化のイベントなどを開いて、一人親方的に楽しくやらせてもらった。草の根の文化を学びながら、時には壊しながらの毎日でした」と振り返りました。

 お二人とも大変お疲れ様でした。外から中から、引き続き見守っていただけると幸いです。みなさま、今後とも草の根ささえあいプロジェクトをよろしくお願いいたします!