できもちワークショップ、各地の研修で取り入れていただいています

草の根ささえあいプロジェクトが、「できることもちより」のマインドを広げるべく開発してきた「できもちワークショップ」。当日までの企画、人集め、メッセージを伝える場を作るなど、私たちも入っての実行委員会がなかなかに時間や労力がかかるものになっています。それだけに、当日までに私たちと各地の実行委員さんたち、実行委員さんたち同士での絆も生まれ、それが集まってくださる方々に届いているような気がします。最近のできもち開催についてご紹介します。

● 2024年2月 三重県リンクワーカー研修 @三重県菰野町

三重県内でコミュニティーソーシャルワーカーや病院のMSWとして活動する方、地域の中でいろんな仕掛けをしている方など30人が集まり、「みんなで体験!立場を超えて、誰も孤立させない優しい地域を考えよう」をテーマにワークショップを行いました。

「楽しかった」「専門職としてではなく人としてできることを考えられるいい機会となりました」などの感想をいただきました。

● 2024年3月 地域づくりにかかわる人たちによるできもちWS@兵庫県豊岡市

ケアとまちづくり活動に取り組まれている一般社団法人ケアと暮らしの編集社が主催で、地域の福祉職の方やインフォーマルな活動をされている方など40人が参加。「名札を外してスクラムを組んで、わくわくを実感する!」をテーマに、6つの事例を検討しながらぐるぐるテーブルを回りました。できることを真剣に考える姿が印象的でした。

● 6月 名古屋市社会福祉協議会のワーカーさん研修@名古屋市

名古屋市が主催する研修のひとつとして、できもちワークショップを取り入れていただきました。各区の社協で「重層的支援体制整備事業」を担う、いわゆる重層担当のみなさん50人が集合。困りごとを抱えた方に日々対面され、苦労されているみなさんだけあって、制度やサービスに関する付箋も充実していましたが、「ひとりの市民としてできること」がたくさん書き込まれたこと、そのことの方が時には本人にとってぐっとくる付箋だったりすることも体感していただけたようです。

各地域のみなさま、コラボレーションしていただきありがとうございました!!