発達障害など何かしらの特性がある人の脳機能を学ぶ勉強会

研修会の様子
土曜日にもかかわらず、たくさんの方々にご参加いただきました。

草の根ささえあいプロジェクトは2023年12月2日(土)、発達障害など何かしらの特性がある人の脳機能を学ぶ勉強会を、名古屋市内の東別院会館で開催しました。講師は、毎年この季節に草Pにお呼びしている山口久美さん(有限会社SNOW DREAM、NPO法人ふわり・ケアコンサルタント)。
ことしは初めて、日々のつながりの中で助けていただいている支援者の方、企業の方など17人にも参加いただき、草Pスタッフと一緒に豊かに学ぶ機会となりました。

講師の山口久美さん(右)
講師の山口久美さん(右)

午前中は、自閉症スペクトラムなどと診断される人の日常を体感する「キャップハンディ」という研修。大きすぎる雑音、指先が何倍にも太くなったかのような不器用さ、聞こえてはいるけど言葉が理解できない不安感。居心地の悪さの中、不機嫌に、周囲への余裕なく作業をする心理を体感しました。
午後は、「発達障害はじめの一歩」の内容で、久美さんおなじみの落語の視聴や、生まれつきの脳機能に対して生活環境をどのように適応させるか、その伝え方はどうするか、などを学ぶ内容でした。草Pスタッフは、翌3日(日)も一日かけて、久美さんから学ぶという贅沢な週末でした。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

久美さんの落語動画
体感と座学が一体になった学びでした。